8月下旬から水鳥たちの渡りも本格化しはじめ、近頃漫湖はとっても賑やかです。センター周辺ではチュウシャクシギのホイ ピィピィピィピィという鳴き声が響きわたっています。今日は一番直近に行われた、鳥獣保護区のモニタリング結果を紹介します。
調査日:8月27日
観察された野鳥:35種449羽です。そのうち、シギ・チドリ類は16種273羽でした。(※この時期の調査で16種という数字は、過去10年間で2006年に並ぶ最も多い数で、273羽という数も、昨年308羽に次いで2番目に多い結果となりました。)
観察された種:キジバト、ゴイサギ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、オオバン、ムナグロ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、オオメダイチドリ、チュウシャクシギ、ダイシャクシギ、アカアシシギ、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、トウネン、ヒバリシギ、ウズラシギ、ミサゴ、ツミ、カワセミ、リュウキュウツバメ、シロガシラ、ヒヨドリ、メジロ、イソヒヨドリ、キセキレイ、カワラバト、シマキンパラ
12月7日の午前中にヒシクイを3羽確認しました。昨日お伝えしたソリハシセイタカシギは今日も3羽が見られました。その他クロツラヘラサギは5羽などを観察しています。
詳しくはブログをご覧ください:http://blogs.yahoo.co.jp/manko_mizudori/
12月6日午後14:30ごろに、とよみ大橋の北側でソリハシセイタカシギ2羽が餌をとっている様子を観察しました。漫湖ではなかなか見ることができなくて、見られる年でも冬の初めに数日程度とちょっとの間だけしか観察されないことが多い、珍しい鳥です。今年はいつまで見られるでしょうか?
ブログにも少し写真を載せています:http://blogs.yahoo.co.jp/manko_mizudori
今週は晴れた日がなく、雨や曇りのお天気が続いていましたが、クロツラヘラサギは毎日のように観察されました。平均して3羽ほどですが、羽を休めたり、エサを捕っている様子が確認できました。
その他、今週の木道周辺の様子をご報告します。
今年は昨年より数が多いシロハラ、
干潟に降りるハクセキレイ、雄第一回冬羽?
キセキレイ、幼鳥から第一回冬羽に換羽中?
ヒヨドリ成鳥、
などなど、雨の合間にカメラを持って出かけると色々な鳥たちが出迎えてくれました。
今月の22日(土)には野鳥間観察会も予定しています。詳細が決まり次第ホームページでお知らせいたしますので、お楽しみに。
この日雨上がりの木道で仕事の合間に観察した水鳥は、ダイサギ2、チュウサギ1、コサギ1、アカアシシギ4、キアシシギ2、アオアシシギ2、イソシギ1、カワセミ1、ハクセキレイ1、でした。
顔ぶれはいつものメンバーですが、満潮ということもあって近くで観察することができました。
カニを食べるアカカシシギ
獲物にねらいを定めるダイサギ、
水浴びをするハクセキレイ。
11月下旬にしてはかなり温かいですが、漫湖の水鳥たちは毎日にぎわっています。