寄付をする02

2024(令和6)年度は、漫湖水鳥・湿地センターにあたたかなご寄付をお寄せいただき、誠にありがとうございました。企業の皆様より2023(令和5)年度にいただいたご寄付は2024(令和6)年度に「湿地保全活動費」として、漫湖の湿地保全と、それを担う人材育成のための交流・学習、そして湿地のワイズユースの取り組みに活用させていただきましたのでご報告いたします。
引き続き「沖縄の豊かな自然を守る」という大切な気持ちを漫湖のより良い未来へつなげていくためにしっかりと取り組んで参ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

日時:2024年7月26日~7月28日
場所:名蔵アンパル(石垣市)

国内のラムサール条約登録湿地間の交流通じて、湿地の保全およびワイズユース(賢明な利用)を促進するため、ユース世代を中心に子どもたちによる協働、学習を目的とした交流事業をユースラムサールジャパン、劇団シンデレラとの共催で実施しました。皆様からのご寄付は、子どもたちの派遣費用に活用させて頂きました。県外、沖縄本島、離島という異なる地域間の交流・学習体験は、地域によって湿地を取り巻く課題の違いに気づき、共通の想いを持った仲間の絆を深める、とても貴重な経験となりました。今後も沖縄の環境保全を担う人材育成として、子どもたちの交流・学習活動をサポートしていきます。

日時:2024年8月11日
場所:漫湖水鳥・湿地センター(豊見城市)

漫湖では、水鳥たちの利用する干潟環境を維持、再生する目的でマングローブのコントロールを試みています。そこで伐採、除去されるマングローブを処分せずに資源として利用することで湿地のワイズユースにつなげる取り組みが、2022年から始まっています。今年度は、夏休みイベント「漫湖自然学校」内のワイズユースに関するプログラムの一つとして、参加した親子を対象に、マングローブの稚樹抜き体験とマングローブ染め体験を実施しました。皆様からいただいたご寄付はその活動に必要な材料費等に活用させて頂きました。今後も市民参加型のワイズユースの実現に向けた取り組みを推進していきます。

 

2024年度もあたたかいご寄付をありがとうございました。