世界一斉シギ・チドリ類カウント in 漫湖

Global shorebirds count  in Manko
世界一斉シギ・チドリ類カウント in 漫湖

地球上のさまざまな鳥のなかで“シギ・チドリ類”は最もダイナミックな移動をする渡り鳥の仲間です。なかにはシベリア東北部とオーストラリア、およそ20000kmを毎年往復するものもいます。

近年、気候変動や生息地の開発・汚染によって、多くの種でその数が減少しています。特に、日本列島を含む東アジア‐オーストラリア地域は個体数の減少が最も深刻な地域であることが知られています。

2016年9月2-6日に開催される“世界一斉シギ・チドリ類カウント”は、地球規模の渡りをするシギ・チドリ類のことを多くの方々に知ってもらい、その保全に必要となる定期的な観察を普及させることを目的として、世界中で様々なブログラムが実施されます。

今回は世界一斉シギ・チドリ類カウントの開催にあわせ、漫湖水鳥・湿地センターでシギ・チドリ類についての講座と野外観察を実施します。野外調査の結果はOfficial  website of the World shorebirds day (https://worldshorebirdsday.wordpress.com/)で報告します。

日 時:2016年9月3日(土) 9:30~12:00
場 所:漫湖水鳥・湿地センター
参加費:無料
持ち物:帽子、飲み物、筆記用具(※双眼鏡、図鑑などは貸出あり)
内 容:北極圏、アジアでの調査をもとにシギ・チドリ類の生態と渡りについて講座を行った後、漫湖水鳥・湿地センターととよみ大橋周辺にて観察会を行います。

【お問い合わせ】漫湖水鳥・湿地センター ☎098-840-5121(担当:富田)

夏休みスペシャルプログラム「漫湖自然学校2016」

今年も夏がやってきました‼夏休み期間中の漫湖水鳥・湿地センターは「漫湖でやる、自由研究。」を合言葉に、この時期にしか体験できないスペシャルプログラムが盛りだくさん‼

今年の「漫湖自然学校」は、7月30日(土)から8月28日(日)までの約一か月の開催となっています!!今年もたくさんのご参加お待ちしております!!

詳しい内容はこちら「漫湖自然学校2016」特設ページ →

「漫湖自然学校」のチラシダウンロード (PDF1.41MB)

その他、夏休み期間中の毎週金曜日は「自由研究相談室」も実施しています!!自由研究に関するいろんなギモンや悩み、お待ちしております!!

6月の自然講座

1.自然講座「リンプンテンシャ!!」

日 時:2016年6月25日(土)10:00~12:00
場 所:漫湖水鳥・湿地センター
定 員:20名
対 象:小学生以上(※低学年は保護者同伴)
※エビ・カニアレルギーの方はお申し付けください
参加費:¥100(※材料費として)
持ち物:筆記用具、飲み物(※自分で捕まえたチョウやガの持参もOK)
講 師:杉本雅志さん(沖縄昆虫同好会)

チョウやガの体のつくりをじっくり観察し、その働きや生態について解説します。
後半は鱗粉転写という方法で、チョウやガの標本制作を行います。

 

2.自然講座「コウモリのうんち」 

日 時:2016年6月26日(日)17:00~19:00
場 所:漫湖水鳥・湿地センター
定 員:20名
対 象:小学生以上(※低学年は保護者同伴)
参加費:¥100(※保険料として)
持ち物:筆記用具・飲み物
講 師:吉岡由恵さん(沖縄こどもの国)

沖縄こどもの国で飼育されているオリイオオコウモリを間近で観察しながら、コウモリの生態や鳥との違いについて解説します。後半は、センターの周辺を散策しながらコウモリの残したサインを探すフィールドワークも行います。

【お問い合わせ・お申し込み】098-840-5121

6月18日 漫湖チュラカーギ作戦32

河川をもっと身近に!!を合言葉に漫湖清掃を行います。

日時:2016年6月18日(土) 10時00分~13時00分 (※9時30分から受付開始)

集合場所:漫湖水鳥・湿地センター(公共交通機関の利用をお願いします。)

主催:漫湖自然環境保全連絡協議会

共催:環境省、沖縄県、那覇市、豊見城市

※清掃のできる軽装でご参加ください。軍手、ゴミ袋は事務局で準備します。

案内のチラシはこちらです。

全国愛鳥週間関連 企画写真展『クロツラヘラサギの旅ものがたり』

全国愛鳥週間関連 企画写真展
『クロツラヘラサギの旅ものがたり』

5月、寒い冬を沖縄で過ごしたクロツラヘラサギの中にもきれいな夏羽姿に衣替えした個体が目立ちはじめ、繁殖地での新たな生活に向けて旅立つ準備をはじめます。旅の目的地の一つ、韓国の繁殖地では、クロツラヘラサギのつがいが巣づくりや子育てをしている様子が見られますが、越冬地の沖縄では残念ながらその様子を見ることはできません。
しかし今回、ステキな巡り合わせで、その現地でのクロツラヘラサギの様子を写真で見られる機会に恵まれました。繁殖地での貴重な様子を収めた写真を通して、普段私たちが沖縄では見ることのできない、クロツラヘラサギの「旅の続き」を皆さんにお届けしたいと思います。

期間:2016年5月10日(火)~ 5月29日(日)
会場:漫湖水鳥・湿地センター   入場無料

-トークイベント-
「漫湖発!?クロツラヘラサギの旅の話」

富田 宏(漫湖水鳥・湿地センター)
クロツラヘラサギの衛星追跡調査(代表:九州大学小池裕子先生)をはじめ、いろいろな鳥を対象にツンドラの北極圏から熱帯雨林の東南アジアまで各地の調査に参加。4月から漫湖水鳥・湿地センター職員として漫湖に赴任。

日 時:2016年5月15日(日)10:00 ~ 12:00
場 所:漫湖水鳥・湿地センター2Fレクチャールーム
定 員:20名
対 象:小学生以上 (※低学年以下は保護者同伴)
参加費:無料
持ち物:筆記用具、飲み物
内 容:韓国でクロツラへラサギの調査をしていた当時の貴重な資料をもとに、普段私たちが見ることのない、クロツラヘラサギの巣づくりや子育てなどの様子について話します。

[お申込み・お問い合わせ] 漫湖水鳥・湿地センター ☎098-840-5121