漫湖水鳥・湿地センター感染症対策ガイドライン【2021.4.1】

漫湖水鳥・湿地センター感染症対策ガイドライン2021.4.1更新)

1.基本チェックリスト

□ 職員の就業前の体温測定、体調確認
□ 職員の手指消毒の徹底
□ 職員のマスクの着用
□ 入口及び施設内の手指の消毒設備の設置
□ 来館者に対するマスク着用お願いの周知
□ 施設内の換気の徹底
□ 施設内の3密対策の徹底

2.基本的な感染拡大予防策

(1)感染症防止のための来館者整理の方法
①密にならないための対策
・施設の利用受け入れについては、沖縄県の示す警戒レベルを踏まえ、国及び地方自治体の要請に従うことを基本とする。沖縄県の警戒レベルが第1段階から第3段階までの間は感染拡大予防策を講じながら施設利用を受け入れ、第4段階又は別に要請が示された場合には室内又は全ての施設利用の受け入れを休止する。
・施設内が混雑しないよう、必要に応じて入館制限を実施する。
・施設内の各区画において、収容人数の上限は既定の半数程度とする。
・施設内の各区画において、室内2カ所以上で換気口を確保し、空気の循環を保つ。
・1F展示室において、必要に応じて1人あたりの利用時間の制限及び利用者の入れ替えを実施する。
・2F図書コーナーについては、利用時に①氏名②利用時間③連絡先を確認するなど、適宜、職員による利用管理を実施する。
・団体利用及びレクチャールームの利用については事前申し込みを必須とし、適宜、1日の受け入れ人数を調整する。
※既定の収容人数として、消防法に基づく各室の収容人数を採用。

各区画の収容人数の上限の目安
1F展示室 12名程度
2F図書コーナー 15名程度
木道 20名程度
レクチャールーム 20名程度

②発熱等の症状のある方の入館制限方法
・発熱や咳、頭痛等の症状があるなど、体調がすぐれない方については、原則として入館をご遠慮いただくようお願いする。

③その他(来館者への感染拡大防止対策の協力要請について)
・入館時は、マスク着用、手指の消毒、手洗いの徹底をお願いする。
・不必要に施設内の物品に触れないようにお願いする。
・1Fテラスでの飲食は原則禁止とする。(※ただし、熱中症対策など必要最低限の水分補給と休憩を取るため、間隔を確保して椅子を配置する。)
・マスクを忘れた方を対象に、必要に応じて協力金の頒布品としてマスクを頒布する。
・小さなお子様のマスク着用については、原則、小学生以上はマスク着用のご協力をお願いする。ただし、呼吸系の疾患を抱えたお子様の場合や熱中症などのリスクがある場合は、マスクを外して良いこととする。
・感染拡大している地域や国への訪問歴が14日以内にある方は、入館をご遠慮いただくようお願いする。

(2)対人距離の確保の方法
①接触感染対策
・来館者対応中は、ソーシャルディスタンス(1.5~2m)の確保を徹底する。
・望遠鏡等の接触を前提とした物品については、当面の間は常設を休止する。ただし、望遠鏡等の物品を利用者が使用する必要が生じた場合は、使用した物品については利用者から返却後に職員による消毒を実施することとする。
・協力金の授受や頒布品の受け渡しなどの対応後は、対応後の職員の手洗いと手指の消毒を徹底する。

②飛沫感染対策
・カウンター等で来館者と対面となる場合は、透明ビニールカーテン等で遮蔽する。
・1F冷水器の使用は原則禁止とする。
・トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう掲示する。
・2F図書コーナーの学習スペースについては、アクリル板の仕切り板を設置し、飛沫感染予防策を講じる。

(3)施設の換気対策
・常時、1Fフロアの窓は全部開放する。
・施設内で密になる1F展示室は、排煙窓をすべて開放し、扇風機を入口に設置する等風の流れを作り換気を行い開放する。ただし、換気中においても熱中症対策の観点から、夏場は空調機の稼働とセットで換気を行う。
・2Fフロアの窓は原則全部開放する。ただし、換気中においても熱中症対策の観点から、夏場は空調機の稼働とセットで換気を行う。

(4)施設・設備・物品等の消毒対策
・複数の人が触れる場所、特にドアノブ等の高頻度に接触する箇所については、開館作業時の消毒に加えて、開館中も特に注意して必要に応じた消毒を行う。
・1F塗り絵コーナー、2Fのパズルは当面の間休止とする。
・2Fフロア入口に消毒液を新たに設置し、利用前後の手指の消毒のご協力を利用者にお願いする。
・1F展示室、2F図書コーナーについては、開館前と閉館後の消毒作業を考慮し、利用時間を9:30~17:00までとする。ただし、利用時間内についても、必要な消毒を実施する際は一時閉鎖する場合もある。
・当面の間、2F図書コーナーで読んだ図書については、受付まで返却のご協力を利用者に呼びかけ、返却後に職員による消毒を実施した後で図書を棚に戻すこととする。

(5)その他基本的な感染拡大予防策
・来客対応や消毒作業後、それらがない場合も定期的に手洗い、うがいを実施する。
・マスクや手袋を脱いだ後は、必ず石鹸と流水で手洗い、アルコール消毒を行う。
・体調に異変を感じた場合や対応の判断に迷う場合等は、速やかに自然保護官へ報告、相談すること。

3.独自の感染予防対策

(1)イベントの実施について
・観察会や講座については、定員を10名程度に設定しソーシャルディスタンスを確保した活動計画を立てる。ただし、イベントの実施内容と感染状況によって、定員については適宜判断する。
・室内イベント等において、対面式のグループワーク等を実施する場合は、アクリル仕切り版を設置するなど必要な感染予防策を講じる。
・イベント参加者には、イベント当日の朝に検温をお願いし、体調がすぐれない場合は参加をご遠慮いただく。
・感染拡大している地域や国への訪問歴が14日以内にあるの方は、参加をご遠慮いただくようお願いする。
・イベントの参加者にはマスクの着用をお願いする。ただし、屋外での活動であれば、1.5~2mの間隔が確保されている場合は、マスクを外して良いこととする。
・マスクを着用した上での活動は熱中症リスクも上がることから、夏場の活動内容および開催時刻などは良く検討する。

※高齢者や児童等を対象としたプログラム・イベントを開催する場合は、感染防止に特段の配慮を行うこと。
※スタッフと参加者が接触する場面を極力少なくするよう、必要な措置を講ずること。
※印については、業種や施設の種別ごとの感染予防対策として県が要請しているもの。【所管部局:文化観光スポーツ部、教育庁】

(2)ボランティア、エコクラブの活動について
・活動計画に基づき、感染拡大防止策を徹底し活動する。
・野外での活動については、ソーシャルディスタンスの確保や活動時間を短縮するなど感染予防の観点と参加者の身体的負担を考慮し、安全に活動できる内容を計画する。
・ボランティアの移動に伴う感染リスクを考慮し、各自へマスクの着用等感染拡大防止対策の徹底をお願いする。
・ボランティア活動当日の朝の検温をお願いし、体調がすぐれない場合は参加をご遠慮いただく。
・感染拡大している地域や国への訪問歴が14日以内にある方は、参加をご遠慮いただくようお願いする。

(3)その他
・感染拡大防止対策のガイドラインについては、外国人向けに英訳版を作成し、周知の徹底と協力をお願いする。
・職員が感染した場合又は濃厚接触者と判断された場合、保健所の指示及び一般社団法人 日本渡航医学会及び公益社団法人日本産業衛生学会の発行する「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」を踏まえ、職員の自宅待機等を実施する。

<参考>職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド
https://plaza.umin.ac.jp/jstah/pdf/corona04.pdf